超薄型ガラスを使った次世代ディスプレイがスゴすぎる

glass_ita
ガラスと言えば、透明だが形あるもの。割れやすい物という認識でしたが、最近では、強度を高くした強化ガラスや、熱に強く熱を通しにくくした耐熱ガラスなどもあります。そして更に進化して、コピー用紙1枚分くらいの、超薄型ガラスという物も開発されているそうです。パッと頭に浮かんだイメージでは、プラスチックの板や、食品包装用のラップフィルムみたいなものですが、わざわざガラスを薄くするなんて、私たちの日常では、超薄型ガラスなんてどんな用途があるのか、見当もつきませんよね。でもガラスですから、先ほど浮かんだプラスチックの板や、食品包装用のラップフィルムと大きく違う点は、熱に強いということくらいはわかります。ラップフィルムをうっかり溶かしたり、プラスチック板が熱で変形した経験はありませんか。私はあります。超薄型ガラスは、そのような、熱の発生する場所でも使用できるというのが大きな特徴です。そしてその特徴を活かして使われた物の1つが、次世代のディスプレイらしいです。

私も確かにどこかで目にしたことがあるのですが、何かのお店の壁というか、ガラス面に、液晶テレビが埋め込まれているような物があります。同じウィンドウの窓ガラスのように見えて、その部分だけはテレビのようにお店の広告が流れている。大きく場所をとったり、ガラスとしての役割は損なっていないのにディスプレイになっている。あまりに自然なので気が付かないとそのまま通り過ぎてしまいそうですが、これは今までにない、画期的なディスプレイだと思います。

昔のブラウン管テレビと比べると、現行の液晶テレビやプラズマテレビという物は、本当に薄く省スペースになり、省エネでもあるらしいです。それが超薄型ガラスの登場で、更に省スペースに、更に使い勝手よく、エコに使えるようになったらしいので、素晴らしいと思いますね。